ポスト成長時代の社会構想とは?

先日facebook上でも投稿しましたが、「ポスト成長時代の社会構想と価値」という講演に参加してきました。プレゼンテーターは広井良典教授です。

 

なぜこの講演を聞いたみようと思ったのか?

今回、講演を聞いたみたいと思ったのはテーマに惹かれたこと、そして広井教授の講演であったからです。というのも、大学時代に卒論を書く際、主に参考にしたのが広井教授の著書でした。特に「定常型社会」が新たな「成長像」を模索するためのベースとして何度も読んでいました。

社会人になってからも新刊は読み続けており、一貫した社会構想とその裏にある想いに感銘を受けていました。

大学時代から一度はお話を聴いてみたいと思っていたのですが、なかなか機会が巡ってきませんでした。そんな中、この講演の案内を頂いたので、ノーポチで申し込みました(ありがたいことに無料だったのでそもそもリスク無しですが。。。)

 

講演をお伺いして考えたこと

講演の中でもっとも印象的だったことは「拡大・成長から定常への移行期において、それまでは存在しなかったような何らかの新たな観念ないし思想が生まれた」という点です。

拡大・成長から定常期へのシフトは人口動態からほぼ確実視されています。これは日本だけの話かと思う方もいるかとは思いますが、中長期トレンドで見れば世界レベルで人口増加はストップし、定常期に移行します。

そして定常期は人類史上、3回起こっています。最初の定常期に生まれている思想は「自然信仰」、2回目の定常期に生まれているのが「普遍宗教(キリスト教、イスラム教、仏教など)」です。

過去2回のパターンから推測するに、おそらく次に生まれる思想についても、人間の生き方を指し示すような類のものでしょう。どうでしょう。ワクワクしませんか?

 

では、どんな思想が生まれるのか?

ここから先は未来のことですし、広井先生ももちろん断言されているわけではないですが、いくつかのキーワードを述べられています。「グローバルの先のローカル化」「コミュニティ経済」「地球倫理・地球的スピリチュアリティ」などです。

これらの前提には、これまでのような成長・上昇を目指すのではなく(人口動態が定常化するのでいずれにせよ限界が訪れる)、定常の中での循環を創り出す力がキーになることが挙げられます。

 

そしてこれから求められることは?

今回改めて広井先生のお話をお伺いして、僕の根本的な問題意識は大学時代から変わっていないんだなあと感じました。社会に入ってから、このような世界観はいったん脇に置いて歩みを進めてきましたが、 約10年経って、また関わりが深くなってきたように感じます。

広井先生のお話も大学時代に著書で読んだことも含まれていましたが、あの時とは感じ方が変わっていましたし、早速いまの活動に使えそうなアイディアもありました。

あの頃に読んだ本やそこから進化を遂げているコンセプトについては、再度触れてみた方が良さそうです。当時買った本がいまどこにあるか定かではないので、まずは掘り起こすところから始めてみたいと思います。

 

 

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