最近研究していることのひとつに「シンクロニシティな生き方」があります。「シンクロニシティと共に生きている人はどんな人で、日ごろ何を大切にしているのか?」そんなことを突き詰めたくて、そういう人の本を読んだり、エピソードをインプットしています。
で、こういうことをしていると、得てして自分にもシンクロが起きるわけで、今日はその体験について書いてみます。
シンクロが起きるまで
今回のシンクロは、こちらの本を読んだことで起こりました。
- 作者: 吉元由美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/12/03
こちらの本は『ジュピター』の作詞をされた吉元由美さんが書いた本です。実はシンクロニシティとはまったく関係なく、Amazonでふと気になって数日前に注文したのでした。昔からあの曲の歌詞に関心を持っており「いったいどんな人なのだろう?」と好奇心が湧き、読んでみることにしたのです。
読み始める前に持っていた問いは「あんな素晴らしい歌詞を書ける背景にはどんなクリエイティビティがあるのだろう?」でした。この本を読むことで自分のクリエイティビティも刺激されればいいな、そんな気持ちで読み始めたのです。
しかし、読み進めていくうちに、この本のテーマが「シンクロニシティ」であることがわかってきました。主に書かれているのは吉元由美さんの半生でした。そして『ジュピター』の歌詞もこの曲のためだけに生まれたのではなく、吉元由美さんの波乱とシンクロニシティに満ちた半生を経たことによって生まれたことが綴られていました。
吉元さん自身もシンクロニシティを意識して生きてこられたのだと思います。例えば一部を引用すると…
その見えない力…宇宙の応援に応えるように生きていると、エゴもプライドも驕る気持ちもどこかに行ってしまいます。ですから、書いた歌がいい評価を受けても、私にはいつも気恥ずかしい気持ちがあります。ああ、よかった。受け入れてもらえた、という安堵感でいっぱいになるのです。やるべきことを一生懸命にやり、そして後は宇宙におまかせしてしまう。すると、どこにも無理がないのです。
それでは自分でよい流れを作っていくためにはどうしたらいいのでしょうか。これは、私たちが最も知りたいことのひとつです。まず、自分だけの力で生きているのではないと思えることが大切です。宇宙の流れの中にいる自分を感じてみることです。よい流れをつかむために、それは直感を信じて行動することです。直感を信じて、選択し、行動できること。これが流れに乗るために必要なことです。
僕の身に起こったシンクロニシティ
そして、さらに読み進めていくと、偶然か必然か、いま僕に起こっていることとも繋がりのある内容が出てきました。そのひとつが「算命学」です。
前回のブログに書いたばかりですが、僕は先日、算命学のセッションを受けました。そして、この本の中にも、吉元さんも算命学を参考に人生を創っていたことが書かれていました。しかも、ただ参考にしたというレベルではなく、吉元さんは就職する時、家を買う時、結婚する時など、人生の重要な選択に算命学を活用していました。
さらに、その先に「ヒプノセラピー」を受け、そこから重要な気づきを得たことが書かれていました。僕は「ヒプノセラピー」こそ受けていませんが、実は昨日今日と「ヒプノセラピー」のエッセンスが盛り込まれた「クリーン・ランゲージ」と呼ばれるコミュニケーション手法のトレーニングを受けています。
算命学とヒプノセラピー、この2つの要素が同時に出てくるとは夢にも思いませんでした。こんな偶然が起きるなんて、と思わずにはいられませんでした。
この一連の出来事から、どうやらシンクロニシティ研究は何らかの流れに乗ってはいそうなので、引き続き探究を続けていきたいと思います。