サイトアイコン Society 5.1 Institute

やりたいことではなく、やるべきことを探す

今日の東京は雪ということもあり、所用を済ませた後は、「プレイフル・プロジェクト」の企画を進めていた。

 

その中で読んでいた「独立国家のつくりかた」からの一節を今日は取り上げてみたい。

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

 

僕もこの感覚に同感だ。仕事柄、キャリアを扱う場面も多く、その際は「やりたいこと」から考えることも多い。しかし、この「やりたいこと」起点から、本当にパワフルな案が出てくることはあまり無いように思う。

本当にパワフルなアイディアは、恐れを感じながらも「これは自分がやるべき」という使命感とも言える感覚があるものだ。

では、どうやって「やるべきこと」を見つけていくのだろうか?僕は「社会や生き方に対する怒りや疑問」がきっかけになると考えている。そこから見えてきたものを徹底的に深堀り、希求する社会を想像する、この怒りや疑問に正直に向き合うことこそが自分の使命感を呼び覚ましてくれる。

ちなみに、僕が今持っている怒りや疑問、問題意識は以下のようなものだ。

こうやって書き出していくと、自分の中の感覚がどんどん研ぎ澄まされていく。次は具体的にどんなことをやっていきたいのか?そしてやるべきなのかを考えていきたい。

モバイルバージョンを終了