先日、とある夢を見ました。空を飛んでいる夢なのですが、夢であることが自覚できていて「あ、これは夢だな」と夢に入った瞬間に思いました。
その時、これまで学んできたプロセスワークがふと頭をよぎり、こんなことを頭の中で考えました。「夢ってことは2次プロセスだな。2次プロセスってことは変に抵抗しないで、この状況に身を委ねた方がいいな」
そう考えた次の瞬間、僕の身体が宙を舞い始め、一気にスピードアップし空を飛び始めました。まるでジェットコースターに乗っているような感覚で、風の感覚が顔や身体をかすめます。飛んでいる時には、何度か急降下し、地上にぶつかりそうになるのですが、地上ギリギリまで降下すると急上昇し、自分の身体が空を縦横無尽に駆けていました。
それを何度か繰り返しているうちに、自分が泣いていることに気づきました。最初は「怖いからかな?」と感じたのですが、どうも怖さだけではなさそうなので自分の心を探っていくと、怖さに加えて解放感から涙が流れていたことに気づきました。
そしてその感覚に気づいた時に目が覚めました。目が覚めた時には、心がスッとしていて、このプロセスはなかなか豊かなものでした。
プロセスワークは無意識からのメッセージを探る技法でもあるので、夢の読み解きに使えることは知っていたのですが、まさか夢を見ているのと同時に自分がやるとは思いませんでした