先日、「自分の”ほんとう”の人生を生きる」という選択と題されたイベントに、ボランティアスタッフとして参加しました。こちらのイベントは、コーチング養成機関として有名なCTIジャパン元代表の榎本さんのライフストーリーをお伺いし、そこから感じたことを元にダイアログをしていくものでした。
榎本さんのお話はこれまで数度お伺いはしているのですが、今回のお話はそれとは違った角度でのお話が数多くあり、新たな気づきがありました。今回は、その一部をご紹介します。
- 「純粋意欲」:理由なき想いの中に、自分らしさがある、純粋意欲に従うことで、自分らしい人生に到達できる
- 内なる声に従って生きることで、自分にも周囲にも良い生き方ができる
- 「確かめていく」というプロセス
- 自分の中と周囲に起こる反応からフィードバックをもらう。周りから赤信号が出ないなら進む
上記は、僕がイベントの中で取ったメモの抜粋です。この中の「純粋意欲」という言葉は、榎本さんがずっと使われている言葉で「理由は無いけれども自分の中に渦巻く想い」というようなニュアンスの言葉です。とても素敵な言葉だと思っています。
そして2つ目は、僕にとって新たな気づきとなりました。いわゆる内なる声に従って生きる生き方は、自分にとって良い生き方であり、周囲とは繋がりが無いものと、これまでの僕は思っていました。
でも、よくよく考えてみると、ほんとうに自分の内なる声に従っている人の生き方というのは、自然と周りの人の共感を呼ぶ生き方になっています。これは単に「自分のやりたいこと」というレベルのものではなく、「自分も周囲もその人の役目として認めること」という所から出ているものです。
そして、この域に到達するためには、3番目にも書いた「自分の中と周囲からのフィードバック」を頼りに、前進していくことがが唯一かつ、一番の近道なのだと思います。