今年始めたことのひとつに「お金の使い方を意識する」がありました。この目標?を意識した結果、さっそくお金の使い道をひとつ増える体験がありました。今回はこの体験を通じて考えた「お金の使い道」について書いています。
一般的なお金の2つの使い道「消費」と「投資」
お金の使い道には「消費」と「投資」の2種類があると言われています。「消費」はお金と価値を交換すること、「投資」はお金を先に投じてつまり、帰ってこないかもしれないリスクを投じて、それより多くの価値を手に入れること、というような意味合いと僕は捉えています。
例えば、生活必需品を買う際には「消費」、資産投資やセミナーやワークショップに参加する際には「投資」と区別しています。(そういえばあとひとつ「投機」というものがありました。あまり考えずに行うギャンブルは「投機」ですね。一方、たとえ損しても、楽しむことと引き換えに行うギャンブルは「消費」だと思っています。「消費」としてのギャンブルも、節度を守って行えばアリだと考えています。本当は「投資」になると良いのですが、なかなかそうは行きません。。。)
第3のお金の使い方とは?
さて、「消費」と「投資」以外にお金の使い道はあるのでしょうか?僕はあると思っています。それは「応援」です。世の中に広まってほしいと思うものや、自分も共感する何らかのものを生み出すための「応援」としてお金を使うという使い道です。
「応援」としてのお金を使うという考えは、先日のクラウドファンディングでの体験が元になっています。よくお金を「エネルギーとして使う」「循環を意図して使う」と良いと言われていますが、この感覚を身を持って掴むことができたのが、クラウドファンディングでした。
「応援」としてお金を使うことで、得られるものとは?
「応援」としてのお金は、「投資」と比較的似ているのですが、あまりリターンを意識しないという点が大きな違いかと考えています。(あくまで主観です)「応援」としてお金を使う場合にも、もちろんリターンは考えるのですが、どこか「戻ってこなくてもいいや」「自分が損してもそれはそれでしょうがない」という気持ちが生まれるのです。それは「応援できたこと」自体に自分が価値を感じているからです。
つまり「応援」としてお金を使うことで得ているものは、応援した人やものが持つエッセンスに対する「つながり」なのです。
僕はこれまで「投資」としてのお金の使い方が最も尊いと勝手に考えていましたが、「応援」としてお金を使うことにも、豊かな意味合いがあることに気づきました。これから、こういうお金の使い方を増やしていきたいなと思いました。クリエイティブに生きるには、お金をクリエイティブに使うということも大事な要素なのですね。