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合意創発を生み出すファシリテーションを学ぶ

Skitterphoto / Pixabay

今日と明日、ビジョンインテグレーションアプローチ〜ベーシックコース〜というワークショップを受講しています。

オーセンティックワークスの中土井さんと、日本プロセスワークセンターの桑原香苗さんとのコラボワークショップで、U理論とプロセス指向心理学を融合したファシリテーションに関する実践的な手法を学べるワークショップです。

まだ1日目ですが、理論と共に、お二人のこれまでの数々の成功体験、失敗体験から紹介される知恵にすでにお腹がいっぱいです。僕はいまファシリテーション以外にも教材開発を行っていますが、そこでも使えそうなアイディアがいくつも浮かびました。

今回の講座で特に僕が良かったと感じた点は「あり方」と「やり方」の間を繋いでくれる考え方や技法、場の見立て方について学べた点です。ある程度ファシリテーションに関する経験を積んだ人であれば、場はファシリテーターの意識状態に左右されることをご存知かと思います。そして、ファシリテーターの意識状態はファシリテーターのあり方に依存します。

となると、ファシリテーションが成功するかどうかは、究極的にはファシリテーターのあり方次第、ということになります。これはこれで正しいのですが、現実的なことを考えるとなかなか難しく、結局肝心の場面では何もできないままその場が閉じたり、結局ファシリテーターがやりたいようにやって終わり、ということになりがちです。

一方、今回の講座は、やり方に数々の工夫を盛り込み、かつ、その時にファシリテーターに求められるあり方についても丁寧に扱っていくことで、質の高いファシリテートがコンスタントに行えるようになっていきます。

どうやらまだ今日は入り口に過ぎず、いよいよ明日本丸に踏み込みそうな気配があるので、とても楽しみです。

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