最近、こんな本を読んでみた。この本では、エンパシーライティングという「相手の感情を動かし、共感を呼ぶための表現方法」が紹介されている。
- 作者: 中野巧
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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というのも、僕には、「分かりやすく表現することはできるが、共感を伴った表現は苦手という弱点」があり、その対処になればと、思わず手に取ったのである。
手法自体はシンプルで、その表現を届けたい特定の対象者を思い浮かべ、その人への共感を呼ぶメッセージを考えていくというもの。そして、この手法が優れている点としては、この「考える部分がフォーマット化されている」こと。そのため、すぐに活用することができる。
そして、今日、実際にこの本を元に提案書を書いてみた。書く前と比較すると、確かにキーメッセージやコンセプトが一段深くなった。具体的には、より対象者の悩みや想いに寄り添ったメッセージ出しができるようになった。
もちろん、この本に書かれている手法が完璧という訳ではないだろうが、「考えるきっかけ」としては十分に活用できる。
人の感情を動かしたり、そもそも想像するのが苦手だという人におススメできる本です。