ワークショップを仕事にするには

今日は「ワークショップを仕事にする」というイベントに参加した。

この手のイベントにしては参加者の方が多く、関心のある人がたくさんいるんだなと感じた。

イベント自体は、ワークショップを仕事にしている4名のファシリテーターからのプレゼンテーションと、それを受けての参加者同士での対話の2部構成で構成。

今日のイベントで興味深かった点は「ワークショップを生業としていけるか?」という所だ。この問い、今の日本では「難しい」というのが真実ではないだろうか。僕自身、仕事柄、ワークショップでお金を貰っている人に多く会っていると思うが、ワークショップだけで食べている人はほとんどいない。プレゼンをした4人も、ワークショップだけで生計を立ててはおらず、他の事業と合わせて、生活をしているとのことだった。

ただ、食えないワークショップをやることに意味が無いかといえば、それもまた違うと考える。儲け云々を抜きにしても「参加者側でいることと開催側にいることには大きな違いがある」からだ。参加者の立場でワークショップの運営に難癖をつけることはできるし、お金を払っている以上、言う権利はあると思う。ただ、僕が思うのは「であればやってみる側に回って欲しい」ということだ。

幸い、ワークショップをやることのハードルはあまり高くない。必要なのは勇気だけだ。消費者から創造者へとシフトチェンジをすると、見えてくるものが変わってくる。これこそお金では得られない価値になる。そして、その試行錯誤の中でPDCAを回していくことで、徐々に「お金になっていく」活動になるのだろう。

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