先日、CCCファシリテーター講座のデザインコースに参加してきました。以前から参加しているワークショップのシリーズなのですが、これまでで一番気づきが深い2日間でした。今でも学びが身体の奥に残っている感覚があります。
さて、学んだことは何かと言いますと「生存性から創造性を生きる」ためのシフトへのアプローチです。
僕たちは、一見何気なく毎日を過ごしているようにも思いますが、無意識の内に、そのほとんどが生き残りを懸けたサバイバルな生き方になっています。
かつ、これがやっかいな所でもあるのですが、意識をして、クリエイティブな生き方をしようと思っていても、実はその一見クリエイティブな生き方が「何からの逃避や恐怖からクリエイティブに見える生き方を創りだそうとするサバイバルな思想」から生み出されるものだったりするのです。
では、どうやったらサバイバルな生き方からクリエイティブな生き方にシフトできるのでしょうか。それはまず、「自分がサバイバルな生き方にどっぷり漬かっていることを認知する」ことからスタートします。いま、この瞬間もそうであるということです。
そして、その生き方が生み出されている自分の内にある認知を探求し、生き方から得ている旨みと代償を味わい切ります。
そうすると、サバイバルな生き方が受容でき、そのときに、本当に実現したいことが湧き上がってきます。本当に、ふっと湧いてくる、という感覚なのです。
ちなみに、今回僕が出会えた本当に実現したいことは「真実を表現し、みんなと繋がる」でした。
思えば、いつも僕はどちらかを実現しようと努力する一方で、どちらかを捨てるような生き方をしていました。「真実を言うと、人が離れていく」「みんなと繋がるためには、自分の中の真実は場に出してはいけない」、そんな風に思い込みを溜め込む中で、いつしか自分が本当に実現したいことが見えなくなっていました。
でも、この2日間で、自分が本当に実現したいと思うことに再び出会う事ができました。おそらくまた忘れるでしょう。そうしたら、また出会えば良いのです。その時には実現したいことが変わっているのかもしれません。