今日はハーバードビジネスレビューからの記事を題材に。
早速ですが以下引用です。
リーダーシップについての知識が十分でないという理由で失敗するリーダーを、私は見たことがない。それどころか、知識が十分でないリーダーに出会ったことさえない。難しいのは理論ではなく、その実践である。リーダーとしてどんな言動をなすべきか、という知識は問題ではない。言動によって生じる不快感やリスク、不確実性を引き受ける意思が問われるのだ。言い換えれば、リーダーシップにおける大きな課題のほとんどは、「勇気」にまつわるものである。(中略)勇気を教える唯一の方法は、それを必要とさせることだ。持っている勇気を、実際にふるう機会を与えなくてはならない。実際に居心地の悪い状況に身を置いてもらい、その不安な感覚を味わう時間を与えるのだ。
まさにその通りだなと思います。特に「自分の中でこうするべきだ」と考えていたことを曲げてしまった時や、今回のケースにあるように、言いたいこと、言うべきことが言えない際に「何が勇気の発現を止めさせたのか?」を振り返ることは、リーダーシップを育んでいく中で大切なことかと思います。自分ひとりではなかなか難しい振り返りかと思うので、安全な場を創ってみんなで振り返る場があるといいのかもしれません。
リーダーシップ開発手法の一つとして、近いうちに形にしてみます。