タイムボカンシリーズとプロフェッショナルの共通点とは?

学習・成長理論

僕の好きなアニメにタイムボカンシリーズがあります。タイムボカンシリーズをものすごくざっくり説明すると、遥か昔に(一部の間で)流行ったSFギャグアニメです。僕は幼稚園の頃にこのアニメを観ており、独特のギャグセンスとシュールさにすっかり魅了されました。今の僕のセンスを形作っている大切な一要素です。

このアニメの特徴の一つに敵の悪役メカがあります。普通のアニメであれば、おどろおどろしく登場したりします。が、タイムボカンシリーズの登場の仕方は独特で、「今週のびっくりドッキリメカ発進~」という掛け声のもと、メカが登場します。言わずもがなですが「今週の」というワーディングがポイントです。

さらに、回によっては「先週の敗因を修正した」ということが語られ登場することもあります。まあそれでも別の弱点が見つかり、予定通り負けるのですが。

さて、僕がタイムボカンシリーズから学んだことの一つに「ルーチンの偉大さ」があります。タイムボカンシリーズは、(やはり)独特の筋書きがあり、ほぼ毎回この筋書き通りに物語が進行します。視聴者側もそれを受け容れ、次の瞬間に何が起こるか知りながら、お約束として楽しんで観ています。だから「今週のびっくりドッキリメカ」がギャグになるのです。

こうしてタイムボカンシリーズは、ギャグをルーチンに織り込むことで、つまらないはずの「ルーチン」を「楽しいルーチン」とすることに成功しました。

これは、僕たちの実生活にも反映できる智慧ではないでしょうか?イチローの例を出すまでもなく、プロはルーチンを徹底的に磨きこんでいます。

最近、僕も、楽しめるルーチンを導入し始めています。それは「毎週ひとつ、今の自分にとって課題となっているテーマに役立ちそうな本を読んで、週末にそれを自分教科書化する」というものです。タイムボカンシリーズのように「笑いが出るほど楽しい」というレベルには至っていませんがこの行為を「楽しめる」ようにはなってきました。

皆さんはいかがでしょうか?より生活を豊かにする「ルーチン」はありますか?また、どんなルーチンがあれば生活が楽しくなりそうでしょうか?

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