今日は月に1回のエグゼクティブコーチングの勉強会に参加した。今日のテーマは「クライアントの不満を知る」
この中で、優れたプロフェッショナルが必ず行っていること、という非常に興味深い話題があった。まず前提として、男女差、経験年数、アプローチ、領域、親が優秀であるかは、優れたプロフェッショナルであるかとは全く関係がないらしい。
では、いったい優れたプロフェッショナルであり続けられる人と、凡庸な人たちは一体何が違うのだろうか?
研究結果によると「常にクライアントからのフィードバックを貰い、学び続けること」だという。これは経験を重ねてベテランになったのに腕を落としてしまうケースにも言えることらしい。フィードバックを求めなくなった瞬間に、進歩が止まってしまうということだ。
もちろん、練習量は多いに越したことはない。ただ「長いことを歩いているからといって、きれいに歩ける人はほとんどいない」ように単純に数を重ねてもダメで、あくまでフィードバックをもらうことがカギになる。
また、いわゆる「先生」だけからフィードバックを貰うこともあまり効果的ではないらしい。そうすると、先生の評価に合わせたパフォーマンスになってしまうらしい。あくまでクライアントからのフィードバックが大切とのことだ。
これからはちょっと勇気がいるものの、以下のような問いを常に問い掛けられるように習慣化していく。まずは少しずつ始めて身体を慣らしていきたい。
- 「ちょっとでもいいから気に入らないことを言ってください」
- 「今日の時間で何が足りなかったですか?」
- 「お気に召さなかったところはどこですか?」