問いの力を磨くヒントは、フィンランドにあり

学習・成長理論

本日はご紹介をいただいた高坂翔輔さんとお会いしてきました。高坂さんはかもめ大学という学びの場を開かれている教育コンサルタントです。

以前、僕がFacebook上で「問いの質を高めたい」と投稿したところ、お友達の松尾さんからご紹介いただき、今日に至りました。

最初は「良い問いをつくるには?」という所からお話がスタートし、最後はフィンランドの教育とフィンランドという国のあり方についてまで聞かせて頂きました。せっかくなので、この場を借りて、特に感銘を受けたフィンランドのお話をシェアします。

フィンランドが教育大国であることはよく知られています。それも詰め込み型の教育ではなく、学び手の主体性を育むためにさまざまな工夫がなされている教育で有名です。

しかし、なぜフィンランドが教育大国になったのか?についてはあまり知られていないのではないでしょうか?僕も恥ずかしながら、その背景についてはよくわかっていませんでした。

高坂さんいわく、フィンランドが教育大国になった背景には、地理的要素と歴史的要素の影響があるとのことです。大国に挟まれた立地、長く支配を受けていた経緯から、フィンランドは度重なる存亡の危機に瀕していました。ようやく独立を迎えたのは約100年前の1917年。しかし、その後もソ連の支配を受けていました。そして、教育改革が起こったのが1994年。そこからわずか20年余りしか経っていないのです。

20年余りでここまで変わることができた背景には、それまで苦しめられてきたフィンランドの歴史がありました。だからこそ強い覚悟と意志を持って変革が実現したのだと、高坂さんのお話をお伺いして感じました。

今回のお話を聞いて、ますますフィンランドの教育について興味を持ちました。今までは聞きかじりでしたが、これからちゃんと勉強してみようと思います。

ちょうど3月8日にフィンランドの教育に関するイベントを開催されるとのことです。私もさっそく参加することに決めました。今から非常に楽しみです。

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