昨日はWSD(青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム)3日目。今回は体奏家の新井英夫さんによるワークショップ体験でした。
身体を使うワークショップで、なかなか言葉で表現することが難しく、内容については動画を見てもらった方が早いかと。まったく同じというわけではありませんが、こんな感じのことをやってみました。
新井さんのワークショップは「ほぐす・つながる・つくる」というコンセプトでデザインされていました。この考え方はとても普遍的なもので、身体を使うワークショップでなくとも何かを協働・共創していくプロセスには当てはまるものだと思います。(U理論が言わんとしていることもそうですし)
そして今回のワークショップを通じて、僕に起こった主な気づきは「何もしないをする」「表現する歓び」の二つです。
まず「何もしないをする」ですが、今までも同じようなことを言われてきましたが、イマイチ感覚がつかめずにいました。でも、今回身体をゆるめて委ねることで、「何もしない」とは「プロセスにただ身を委ねる」ことかな?という感覚が生まれました。自分が何かを働きかけるというのではなく、起こっていることにただ身を委ねる、それが「何もしない」ということなのかもしれません。
また「表現する歓び」についてはやってみて改めて気づいたことでした。実際に音楽に身体を動かしたりしてみると、それを楽しんでいる自分がいることに気づけました。この感覚もこれまであまり抱かなかった感覚で、表現することを欲している自分がいるのかもしれません。
僕のようなタイプは身体チャネルを通すと予想外の気づきが起こって、とても新鮮な気持ちになります。めんどくさかったり、疲れたりしますが、こういう時間をこれからも大事にしていきたいと思います。