重要度の大きな所で差をつくる

今日は、4月から通い始めることにしたK.I.T. (金沢工業大学)虎ノ門大学院での初講義でした。

講義は戦略思考要論という科目で、何か特定のスキルを学ぶというより、土台となる思考力を養う講座です。14時から20時過ぎまで、小休止はあるものの、ほぼぶっ続けなのですが、あっという間でした。

その中で、今日一番身になったことは、タイトルにもある「重要度の大きな所で、差をつくる」です。

これをやらないと、いつまで経っても成果が出ません。そして、簡単そうに見えるのですが、やってみると意外と難しいのです。

まず「重要度」です。これは何を対象にするかによっても変わってくるため、実は最初にやるべきことは「誰にとって重要なのか」を決めることになります。次に初めて「重要度」を決められるのですが、これもただ決めるだけではなく「なぜ重要だと言えるのか」「重要な要素はそれだと本当に言い切れるのか=他には無いのか」という疑問に耐えうるものでなければなりません。

次に「差をつける」です。これは「どのぐらい差が必要なのか」を明確にする必要があるため、定量化することが求められます。「いくつ差をつければいいのか」はたまた「それはなぜなのか?」こんな問いに答えられるものでなければなりません。

こんなことをケーススタディを使いながら学んでいきました。今日学んだことは知識として知っていてもあまり意味は無く、実践して身につけてこそ効果があるものなので、しばらくは意識的に使っていきたいと思います。

なお、以下に参照本をご紹介します。今日の講義内容とリンクしていますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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