話すために書く

今日は講師トレーニングとして、プログラムのスクリプト(台本)を書いた。書く前は非常に面倒で、本当に意味があるのだろうかと思っていたのだが、先輩講師の言うとおり、やってみると非常に効果のある行為だということが分かった。

講師経験がある人には「やるといい」とずっと言われていたこともあり、今ではもっと早くやれば良かったと思っている。

では、スクリプトを書くと何が良いのだろうか。今日感じたことをいくつか挙げてみる。

  • 書く過程で思考が凝縮されてるので、言葉に重みが生まれる
  • 書くと文字になって残るため、否応にも論理の抜けに気づける
  • 書いていくうちに自然と連想が広がる
  • 書くと「何を話すか?」に気を奪われにくくなるので、それ以外のこと(周りの様子、自分自身のプレゼンスなど)に気を遣えるようになる
  • 書いたものは残るので、再利用が可能

ざっと思いついたことだけでもこれだけ挙げられる。書くことは意識化を促進するので、「わかっちゃいるけどできない段階=意識的無能」の状態で書くと効果的と思われる。

話すために、書く。一見遠回りのように思えるが、実は近道なのかもしれない。これからも勝負どころで繰り出していきたい。

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