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探究心をくすぐられる読書会に参加してきました

今日、大変おもしろい読書会に参加してきました。
その名も「エッジの立った本おすすめ会」です。
この回、クローズドな会でして、主催されたのが松尾美里さんという方です。
以前僕がインタビューして頂く機会があり、そこからのご縁でちょくちょくお話するようになって、今回は僕が読書好きだということもありお声掛け頂きました。

今回集った方も非常に魅力的な方ばかりで、
参加者の方にお会いできただけでも非常に価値のある機会でした。

紹介された14冊の本たち

読書会は自己紹介のあと、
それぞれが持ち寄った本について紹介し、その後対話を行う流れで進んでいきました。

では、早速、今回紹介された本を挙げていきます。
本のラインナップも場の豊かさを象徴しています。選ばれた本もさることながら、なぜその本を選んだか、本から学び取ったことをお伺いし、よりその本に対する興味が深まりました。

文化の力――カルチュラル・マーケティングの方法 (NTT出版ライブラリーレゾナント)

  • 作者: 青木貞茂
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2008/05/15

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19

未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術

  • 作者: アダム・カヘン,Adam Kahane,由佐美加子,東出顕子
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2010/04/20

出現する未来から導く――U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する

  • 作者: C オットーシャーマー,カトリンカウファー,由佐美加子,中土井僚
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2015/07/14

企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続

  • 作者: ジェイ・B・バーニー,岡田正大
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2003/12/05

サイレント・ニーズ――ありふれた日常に潜む巨大なビジネスチャンスを探る

  • 作者: ヤン・チップチェイス,サイモン・スタインハルト,福田篤人
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2014/03/18

プロフェッショナル 仕事の流儀 壁を打ち破る34の生き方 (NHK出版新書 466)

  • 作者: NHK「プロフェッショナル」制作班
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2015/08/08

しらずしらず――あなたの9割を支配する「無意識」を科学する

  • 作者: レナード・ムロディナウ,茂木健一郎,水谷淳
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/12/13

選択本願念仏集―法然の教え (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 阿満利麿
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2007/05

なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記 (岩波現代文庫)

  • 作者: H.S.クシュナー,Harold S. Kushner,斎藤武
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/03/14

南無阿弥陀仏―付・心偈 (岩波文庫)

  • 作者: 柳宗悦
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1986/01/16

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

  • 作者: リード・ホフマン;ベン・カスノーカ;クリス・イェ,篠田真貴子;倉田幸信
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2015/07/10

千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: ジョーゼフ・キャンベル,倉田真木,斎藤静代,関根光宏
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/12/18

千の顔をもつ英雄〔新訳版〕下 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: ジョーゼフ・キャンベル,倉田真木,斎藤静代,関根光宏
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/12/18

ちなみに僕が紹介した本は、最後の「千の顔をもつ英雄」です。

場が深まった理由とは?

もちろん良い場になったのは、ただ本が良かっただけではありません。
そこにはいくつか理由があると考えています。
僕自身も場づくりをする際に気をつけたいことととして、備忘録がてら整理してみました。

  1. メンバーが一定の意図のもと厳選されていた
  2. 事前にフェイスブック上で自己紹介を行っており、かつ好きな本やジャンルなど、単なる情報としての自己紹介だけでなく、その人のバックグラウンドが伝わる情報がやりとりされていたため、関係性が集まる前から醸成されていた
  3. 本を紹介するという共通のフォーマットがあった

まず、何と言っても大事なのはメンバーです。
今回、松尾さんが「この人と一緒に話したい!」という意図のもとメンバーを絞ってお声掛けされていました。(その中にありがたく、幸運にも、僕も入れて頂きました)

そのため、最初から場への安心感がありましたし、
何となく共通点を感じながら参加することができました。

そして意外と重要なのは、事前における関係性の醸成です。
事前にフェイスブック上で松尾さん自ら濃い自己紹介があり、それに乗っかる形の自己紹介をある意味せざるを得ませんでした。
ですが、それがお互いをよく知るきっかけとなり、場が始まる前からお会いできることが楽しみになっていました。(僕はインタビュー記事を乗っけるずる賢い方法で乗り切りましたが。。。)

最後に「共通のフォーマット」です。
良いメンバーが集まって、関係性が高くとも、「さあ自由に話してください」となってしまっては困ってしまいます。
その点、今回は「本を紹介する」という共通かつ適度にハードルのあるタスクがあったため、全員が参加感を持って場に臨むことができました。

読書会に参加するのは久しぶりだったのですが、発見が多く非常に楽しめました。今回新たに頂いたご縁も、これから大事に深めていきたいと思います。

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