古武道から自己表現を学ぶ

身体論
Nemo / Pixabay

今日は【体で学ぶ!コミュニケーション ワークショップ】『カラダ』と『コミュニケーション』というワークショップに参加してきました。

実は何をするかよく分からず参加したのですが、最近の僕の流れとリンクしていたこともあり、非常に良い気づきと学びがありました。

今回は古武道と言われるものを中心に体験しました。といっても入り口のそのまた入り口ぐらいのもので、簡単な受け身や身のこなしを習いました。

実際に体験してみてわかったのは、古武道で扱うのは主にエネルギーであり、本質を突いているため、応用分野が広い、ということです。

古武術では人を倒すのに力を使いません。力ではなく、自分の体重を使います。体重を使うと、力を使うよりもずっと楽に、かつ、パワフルに人を倒すことができます。これは人を倒すという目的のもと、自分の身体を使っていかにエネルギーを最大化するかという観点のもと、作られた技の一つです。

例えば、この技はファシリテーションにも応用が効きます。ファシリテーションでは、ついつい、力づくで場を動かそうとしてしまう場面があります。しかし、この技を応用し、ただ力づくで場に関わるのではなく、思い切って自分の身を場に委ねたり、力ではない別の角度からのアプローチが場を動かすでは?と考え、場に働きかけられると、変化が生み出せるのではないでしょうか。

目に見えないエネルギーを扱う技術を習得すると、人とのコミュニケーションや自己表現における緊張がほぐれ、表現の自由度が高まります。そうすると、自然と自己の持っている良さも場に出やすくなります。

この分野、左脳的な僕にとっては、かなり掘り甲斐のあるテーマだと感じました。今後、古武道を扱ったワークショップも企画していきたいと思います。

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