今日は振り返りとこれからのビジョンを見出すために、昨年見ていただいたライフパーパスリーディングを改めて読み直していました。(ライフパーパスリーディングってなに?という方はこちらをご参照ください)
自分の理解が進んでいることもあってか、以前読んだ際とはまた異なる発見がありました。今回はその発見について書いてみたいと思います。
人は2つの物語を生きている
ライフパーパスリーディングでは、主に2つの方向から読み解くことができます。一つは「適応の人生」を生きた場合の物語。もう一つは「創造の人生」を生きた場合の物語です。思考やロジックに基づいた生き方と、流れやセレンディピティに委ねた生き方と言えるかもしれません。
このように読み解けるのは、星のエネルギーが両方の意味合いを持つためでしょう。さらに言えば、エネルギーに「良い・悪い」、「正しい・間違っている」は無いので、両方の意味に取ることができます。だからこそ、受け手のあり方と届け手のあり方、そして今いる人生の位置によって、読み取れるメッセージが変わってきます。
今回の僕のケースも適応、創造、両方のメッセージを読み取ることができました。そして面白いことにどちらかではなく、どちらの要素も同時に人生に現れていました。
物語を統合した先にあるもの
適応、創造、この二つの生き方はどちらも選択可能です。究極的なことを言ってしまえば、どちらだって良いのだと思っています。どちらを選ぶかではなく、どこを源にして選ぶかにパワーが秘められています。が、多くの人は怖れにより選ぶことがなかなかできません。また、一見選んでいるように見えても、一方の物語を選ぶことの怖れを起点にした逃避だったりします。
意図して選んでいるつもりが、実は自分にとって不本意な物語を生きてしまっている、これがほとんどの人の一生です。
自分はどうなんだと言われるかもしれませんが、周りでこういう生き方を無自覚にしている人を見ると僕はなんだか悲しくなります。何というか、本人は満足そうにしていたり、見せかけの充実感に溢れていたりするので、何だか声を掛けにくいのです。これが組織や企業だとなおさらです。
この先に進むには適応を生きる自分、創造を生きる自分の両方を愛し、そこから生きることに尽きます。適合、創造の二つを統合した先に全体性が出現します。
今の世の中に多く存在するのは、適合、創造どちらかの道です。僕はそのどちらでもあり、どちらでもない新たな道をつくりたいと考えています。