読書中級者向けのシンプルかつアウトプット志向の読書法〜アクションリーディング〜

先日出版された赤羽雄二さんの『アクションリーディング』を読みました。

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える”行動読書”

  • 作者: 赤羽雄二
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2016/05/26

赤羽さんは『ゼロ秒思考』シリーズで有名な方で、僕が著者買いをしているお一人でもあります。(ちなみに『ゼロ秒思考』はロジカルシンキングの入門書としてよく推薦させてもらっています)

また、赤羽さんは読者からのレスがめちゃくちゃ早いことでも知られています。僕も実際にメールを出したことがあるのですが、30分もしないうちに返信がきてビックリした記憶があります。(今改めて確認したところ、1時間で10通ほどやり取りしていました)
実はその際、質問したのがまさに「読書の方法」であったこともあり、今回の『アクションリーディング』も即買いしました。

 

コンサル系の読書論は、たいてい同じパターン

今回の著書は『ゼロ秒思考』のような思考系ではない、読書論です。実はコンサル系の方の読書方はほぼ決まっていて、「目的に応じた本を大量に買い込み、一気呵成にインプットして、実践で使って示唆やアクションを磨き込む」というアプローチです。

『アクションリーディング』も同じアプローチが紹介されています。

 

では、『アクションリーディング』が他の読書法と異なる点は?

『アクションリーディング』が他の読書法と異なるのは、「最終的には本は読み過ぎるな」と主張している点です。「本を読むだけでなくアウトプットしなさい」系のメッセージはよくありますが、そのために「本を読むな」と主張している本にはあまりお目にかかったことがありません。

これは確かに合理的で、限られた時間の中でアウトプットの時間を増やすには、インプットの時間を減らすのが効果的です。

身に覚えがあるから分かるのですが、インプットが好きな人は、目的があるからインプットする、というよりも、ただインプットが好きだからインプットしている、もしくは何かから逃げるため、避けるためにインプットしていることがしばしばあります。

赤羽さんはこれを「受け身の読書」と呼んでいて、「本をたくさん読むことは良いと一般的には言われるが、それは実は間違っている。一定量(具体的には1000冊)読んだらインプットの時間を減らしてアウトプットに時間を当てろ」と述べています。

「アクションリーディング」はただ本で読んだことをアウトプットするためのやり方を伝えたいタイトルなのではなく、あくまで「攻めの読書をしろ」という読書へのあり方・姿勢を伝えたいタイトルであることを読み進めていくうちに理解しました。

 

アウトプットのやり方も効率的・効果的な方法が紹介されている

もちろんアウトプットのやり方についても紹介されています。この方法がシンプルかつ秀逸で僕もこれから試してみようと思っています。

一つはチャレンジシートです。A41枚のメモに「①本を読んだ目的、狙い、②読んで良かったこと、感じたこと、③この本を読んで、自分は今から何をするか、④3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか」を書くだけ、です。そしてこのメモを週次で見直すことで定着させていくのです。僕もいろいろ試しましたが、これぐらいがちょうど良いです。いまはノートに読書メモを取っていたのですが、これかはこのチャレンジシート方式に変えます。

そして2つ目はfacebookグループを活用した方法です。これは自分の読みたい本とその理由をfacebookグループに上げて、その感想をグループに書いていくだけ、です。こちらは特に読みたいけれど、なかなか気が進まない本などに有効だと感じました。毎回やるのは現実的ではないかと思いますが、分厚い本やちょっと難易度の高い本などで試してみたいと思います。

僕にとっては「むしろ読まない方がいい」ということを意識化できたこと、「チャレンジシートおよびfacebookグループを活用したアウトプット方法」を知れたことが今回の収穫でした。読書でお悩みの方、特にインプットが多くなりがちの人にオススメの1冊です。

 

 

2 Responses to “読書中級者向けのシンプルかつアウトプット志向の読書法〜アクションリーディング〜”

  1. 赤羽雄二 より:

    菊地さん、どうもありがとうございます。チャレンジシートはこちらからぜひダウンロードください。
    http://www.sbcr.jp/tokuten/dokusho/

  2. […] 未来思考で生きる読書中級者向けのシンプルかつアウトプット志向の読書法〜アクションリーディング〜 […]

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