実践知を生むための頭の動かし方

今日はこの本を読んでいました。

パターン・ランゲージ: 創造的な未来をつくるための言語 (リアリティ・プラス)

 

問題意識として、ワークショップなどおいて、学びからアクションプランを創ったとしても、なかなか行動に移せない際、何かアクションプランの立て方を工夫することで解消できないかというものがありました。

本書のコアアイディアである「パターン・ランゲージ」は問題発見や解決のコツを形式知化したもので、状況・問題・解決策の3点セットを指します。

ただ、これだけだと場当たり的なノウハウに陥ってしまう可能性もあるので、少し自分なりにアレンジしてみました。それが以下の図に示した「プラクティス・ランゲージ」です。実践感を出したかったので、本書でも言及がありましたが、プラクティスという言葉を使っています。

 

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状況・問題・解決策に加え、問題の原因、意図を追加しています。

まず、意図を追加したのは、問題をより適切に把握するため、解決策が意図通りになるかを検証するためです。原因を追加した理由も同じく、適切な解決策を考えるためです。原因が抜けると場当たり的な解決策となる可能性が高まってしまうので、それを回避するために追加しています。

人間の思考として、日常的にいきなりアクションが思いつくのではなく、あくまで状況から引き起こされる問題の解決をいかに行うか?という頭の動かし方をすると思うので、いきなりアクションに行ってしまうよりは実生活で使いやすいかなと思っています。

もしよろしければ活用してみてください。

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